PROJECT STORY vol.02

CPA
ラーニング

新規事業
「CPAラーニング」
ヒストリー
cpa learning
CPAラーニングとは、会計人材に向けた、
簿記や会計知識を完全無料で学べるプラットフォーム。
この一大プロジェクトに携わった社員が本音で語ります。
TALK MEMBERS
  • 飯塚 祐司
    CPAラーニング事業部(ジョブズチーム責任者)/2017年
  • 田中 強
    CPAラーニング事業部(学びチーム責任者)/2022年
  • 森山 正継
    広報部 部長/2021年
01

事業部として
新たなスタートを切る

飯塚
「会計士スクールという枠を超えて会計人材に貢献したい」という、国見さんの強い想いからCPAラーニングの構想が持ち上がりました。入口として、簿記の授業を完全無料で提供することで会計人材の母数を増やし、業界を盛り上げていこうと、事業がスタートしました。簿記は本で読んで終わり、資格取って終わりという人が多い中で、職場で働くところまで繋げていこうと考えていたんです。
森山
当初から飯塚さんが担当されていたわけではないんですよね?
飯塚
そうですね。国見さんから「今後のCPAを変える事業だ」と言われて2021年10月に責任者を託されました。簿記講座から実務講座への転換期のタイミングでしたが、今後の事業部化を見据えて本格的に採用活動を始めるところから手を付けていきました。
森山
当時のCPAラーニングには全く関わっていませんでしたが、近くの席にいる飯塚さんの後ろにどんどんと本が増えていったのはよく覚えています。主力事業のCPA会計学院と兼務しながら日夜努力を重ねる姿を見て、このサービスにかける想いが伝わってきました。
飯塚
当時からCPA会計学院の営業部門長も任されており、兼務という形で必要な知識をキャッチアップするのに3カ月ほどかかりましたね。これまでの事業との違いをきちんと学んだうえで取り組まないと失敗するリスクが高いと考えていましたから。なかでもユーザーへのアプローチ方法や、適材適所の人材配置を考えるのに苦労しました。まずは他の事業部と兼務する形で動画の収録を手伝ってもらうところから始め、採用活動を通じて田中さんをはじめとした新たなメンバーに加わってもらいました。
この人たちと、
ここで頑張ってみたかった
田中
私が初めて飯塚さんと話をした時は、私の専門領域の教育コンテンツやアプリ開発についてもじっくり会話することができたので、逆に「どこで知識を身に付けたんだろう?」と不思議に思ったくらいでした。飯塚さんとお話しする中で、「この人は教育プラットフォームを通じて本気で世の中を変えていきたいんだ」という熱意が伝わってきました。そんな飯塚さんの熱意に動かされて、CPAへの入社を決断しました。
森山
ある意味、飯塚さんの狙い通りにいったということですよね。飯塚さんは本当にピュアな方だと思います。物事に対して純粋に取り組む。上下関係を気にせず、必要な情報を必要な人にちゃんと学びにいく姿勢を持っている。だから自然と人が集まってくるのかなと思いますね。
02

ピボットを繰り返し
よりよいサービスを追求

森山
今ではCPAラーニングの責任者を務める田中さんですが、ユーザー数を伸ばすまでさまざまな苦労があったと思いますが、どうなんですか?
苦労は感じない。
むしろ、楽しくて仕方がない
田中
いえ。特に苦労だと感じたことはないですね。新規事業の立ち上げフェーズなので当然やることは多いですけど、そもそもCPAのビジョンに共感して入社してきましたから、この状況で仕事をすること自体が自分自身のビジョンとも重なっています。そのため、苦労というよりは、むしろ楽しくやれていると思いますね。
飯塚
当初は10年で100万人のユーザー獲得を目指していましたが、3年で100万人達成を目指す流れになったのは大きい変化ですよね?
田中
そうですね。ただ、確かにそれぐらいのスピード感を持ってやるべきだと感じています。国見さんはどんどんとピボットして目標を上方修正していきますが、それが間違っていないと思えるところに凄さを感じます。
飯塚
最初に提供していたのは、簿記3級・2級を中心とした会計初心者向けのコンテンツでした。ただ、会計人材全体をカバーするとなれば、もう少しミドルレンジのコンテンツも必要になってくる。そう考えると十分なコンテンツが揃っていなかったですよね。
田中
ええ。そこで国見さんから「今年中に動画を800本アップしよう」という話がありました。その時点では300本しか動画がなく、新たに500本を制作しないといけない。どう考えても今の人員では無理なので、外注先などを急いで探すことにしました。
森山
改めて聞くとすごい量ですよね。ただ、質もきちんと担保しないといけない。
田中
そうです。どんなコンテンツをラインナップすればいいのかには悩みました。「会計人材が求めるミドルレイヤー、ハイレイヤーのコンテンツって何だろう?」と。そこで、会計専門の雑誌を購読したり、多くの会計に関わる方へヒアリングをしたりして、会計人材がどういうところに悩みを抱えているのかを勉強しましたね。
これは間違いなくいける。
そんな手応えがある
飯塚
CPAラーニングをマネタイズするため、2023年8月には「CPAジョブズ」を正式にリリースしました。当初はCPAラーニング自体を有料化することも検討していましたが、目先の利益よりも業界に貢献することを優先しようという話になりました。そして、学びの出口であるキャリアアップのために立ち上げたのがCPAジョブズです。現状の手応えとしては「間違いなくいけるぞ」と。CPAラーニングもCPAジョブズも、これからの当社を支える核になる事業だと感じています。
03

CPAと一緒に学びたい
すべての人に貢献する

飯塚
目先の数字を追求することも大事ですが、我々のビジョンは「会計人材に貢献するインフラ企業になること」。あくまで個人の目線にフォーカスしている企業です。だからこそ、CPAで一緒に学びたいと思ってくださる人すべてに貢献していきたいというのが今後も変わらぬ目標です。
森山
そうですよね。私たち広報もしっかりとCPAの魅力を伝えていかないといけないと感じています。
飯塚
会計人材に困っている企業は、表面化していないだけで、実はかなり多いです。私たちが企業の成長を支える人材を供給していく。そんな会社であり続けたいですね。
田中
レッドオーシャンに後発で飛び込んでいますので、特にプロダクト面ではサイトをさらにアップデートしていかないといけないと思っています。ただ、CPAには豊富な会計の知見を持った専門家たちがたくさんいます。現在はこの強みを活かしながら、会計人材の方にも、採用企業の方にも喜んでいただけるサービスを開発中です。他にはない魅力的なサービスを作り上げることが私のミッションですね。
素晴らしいサービスだから、
胸を張って広報できる
森山
CPAは、会計人材の生涯の学びとキャリアに関わり、どこよりも質の高いサービスを提供する唯一無二の会社だと思っています。この「とてつもなく素晴らしいサービス」をもっと世の中に広めていく。魅力を引き出して伝えていくことが私の使命です。会計を通じて日本経済そのものを活性化させていくために今後も貢献していきたいですね。
飯塚
CPAには、自分が学んで終わりではなく、周りの仲間や業界で頑張る人たちに、自分の知識を還元して貢献しようという想いを持った人が集まっています。ぜひこれから加わる新たな仲間にも、こうした想いに共感してもらえるとうれしいですね。
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